2016年3月15日火曜日

オアフ日記 day11(2008.7.8)

目覚めて窓を開けるとパームツリーが揺れてる。
体調のセルフチェック。
異常なさそう。
DHへ。

ピーターが乗っているので自分もここに決定。
風は5.0㎡
坂道を下りながらピーターのテイクオフを見る。
とんでもないスピード。
なんなのアレ?
ボトムターンのマニューバーがVの字。
たしかに彼がボトムターンの説明をする時「ブンッ!」って
発音して表現するけどまったくその感じ。
君も僕のボードに乗ればそうなるよって言うけどナイナイ。

ドイツの老舗のボードメーカー、ローチのツインフィン。
レイルがとにかく分厚い。
それを思いっきり沈めて浮き上がる力を利用してるんだろうな。
いずれにせよ、あれだけ厚いボードであれだけのライディング
ができるのは本人のスキルはもちろん、ボードデザインがしっかり
してる証拠だと思う。
メッチャ軽いし。

風が5.0オーバージャストくらいに上がる。
サーファーは減り、まだ粘っているサーファーも強風で半分やる気が失せた
感じ。

ピーターは消えるボトムターンからエアーと自由自在。
ビーチにはハワイアンシーモンクが一頭気持ち良さそうに寝そべってる。
腹いっぱい乗りまくりビーチにてピーターを捕まえて質問タイム。
ツインフィンのライン取り、波との距離、マキシマムレイル前の逆レイル、
ボトムの降り方、二度踏みなどなど。
加圧するポイントはシングルの場合はジョイントの前あたり。
ツインはノーズのすぐ手前。
少しずつポイントを前へ前へ。
どのサイズの波でも同じらしい。
小波じゃムリだなー。。

アンドレアが9月にもう一度おいでよって言う。
ムリって言うとがっかりしてる。
そっか、6月から9月いっぱいまでオアフで過ごし、その後は自国に
帰って冬は南アフリカに滞在のはず。

いきなりビーチに歓声と拍手が。。
何かと思ったらカイトが海面に落ちてる。
なんで拍手?って顔をしてるとアンドレアが教えてくれた。
あのカイトは風上のカハラからダウンウィンドでやってくるんだけど
ルール無用らしい。
たしかにパドルしているサーファーの横1m位くらいのところを普通に走る。
なので嫌われているらしい。
サーファーも歓声を上げている。

でもそのカイターは大声で、あるサーファーに落ちたカイトの向きを調整させている。
知り合いなのか知らないがそのサーファーも勝手がわからず困っている。
隣にいるピーターが小声で「fuck」

乗り終わるとDHの坂の上で1ドル札3枚を高く掲げてヒッチハイクして帰るそう。
石狩ではカイトはウィンドを優先してくれるので安心して波に乗れるけど。
ここではウィンドすらサーファーにはありがたくない存在なのでカイトが市民権
を得るのは大変かも。。

ウィンドでもゲティングアウト時にセットが入ってきてどうしても超えるには
ハイジャンプしなきゃならない場面が何度もある。
空中に飛び出す前に波の裏にいるかもしれないサーファーをチェックしておかない
とサーファーに着水する可能性もある。
ここのサーファーは波待ちで頻繁に左右に移動するし。
でも普段、波の向こう側にいるサーファーをチェックする習慣もないので空中に飛
んでからチェックすること多々。
これが結構怖い。

自分もそうだけど、他人に怪我をさせないようにしなきゃ。
昨年はここDHでサーファーの集団の中で風が急に落ちて沈。
ウォーターもできずに諦めて、周りを見渡すと全員が冷た~い視線。
そばにいた日本人の方が気を使ったのか「風急になくなりましたね」って声をかけて
くれてなんか救われた気持ちになった。

と思ったらそこはテイクオフポイント。
セットが入ってきてグルグル巻き。
サーファー達もこのJAPが邪魔でテイクオフできず。。
なんとも気まずい思いをした。
ま、何事も経験。
サーファーと一緒に波に巻かれてボードのボトムにサーフボードのフィンが当たった
跡が付いたこともあった。

ひとしきり乗りまくり今日も終了。
疲れは当然溜まっているだろうけど感じない。
マッサージとか受けたいけどお金がもったいない。
一緒に乗っているヨーロピアン達はまだまだ滞在できるけど自分はそろそろ帰国。
帰る頃になると「ブーム売ってくれないか?」とか「フィン売らないか?」とか言われ
始める。
でも外国人はメッチャ値切り上手だから売らない。

とにかく日本に帰りたくない。
密出国者じゃあるまいし。
しまいには一年後に来たことを妄想し始める。
まるで子供。

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